魔法遣いに大切なこと〜夏のソラ〜を観た


 製作会社が「ARIA」「スケッチブック〜full color's〜」を作ったハルフィルムメーカーなので、まーそういうノリなのかなあと思ったらあながち間違ってはいなさそうだと思いました。背景が実写取り込みでかつ違和感なく収まっているのが新鮮でした。

 それはともかく、omo*8君が指摘していたのですが、後半主人公のソラが下宿先の下北沢に到着するところで盛大に吹きましたよ。駅前でムーンライダーズ9月の海はクラゲの海」を歌う人はいるし、「初台WALL」と書かれたフライヤーは貼られていたり、スズナリは普通に存在するし、主人公の下宿する魔法指導員のおっさんの部屋にはルースターズの1stとダムドの1stとハッピーマンデーズ「Bummed」が飾ってある始末。つまり現在の日本における狭義のサブカルてんこ盛りなのですよ。アニメで魔法とかメカとか出ても別に驚かないのですが自分が慣れ親しんだものが出て来るとむしろ違和感…というより気恥ずかしさを感じるのでした。そんなにお前らサブカル者が憎いか(`Д´)ポジショントーク終了。多分、もしもパラレルワールドがに存在するのならその世界は自分達の住む世界と良く似ていて、ほんの少しだけ違うのだろうと思いました。

 けど実写取り込み背景と黄昏時の下北沢の雰囲気が凄く良かったので来週も観ます。