Paint It Toyama Black(邦題:塩辛く塗れ)

先週は急に思い立って北陸へぶらり旅。黒部ダムいったり(台風来ててなんも見れんかった)氷見で新鮮なお魚食ったり京都で友達と飲んだり大いに楽しかった。途中富山に寄って当地に伝わるご当地ラーメン「富山ブラック」を喰らうべく西町大喜に行ってきた。GPS携帯とにらめっこしながらさがしていたら自ら「富山ブラック」とのぼりを立てているのでイヤでもわかった(笑)。

中入るとオレの好きな「旨すぎないラーメン屋(みつをみたいな字のポエムとか能書きとかが一切ない、中華そばしか無い店のこと」な店内で落ち着く。有名人サインがいっぱいあるけど見なかったことにする。小ラーメン+生卵頼んで出てきたのがこれだ。

黒い!黒いよ!リックドムよりもオレとお前の腹のうちよりも黒いよ!。この前の勝浦タンタンメン「はらだ」の時と同じく本能で危険を察知するがとりあえずグルグル混ぜて食ってみる。

がんこよりも新代田二郎よりも塩辛いです(泣)。

が、異常に塩辛いものの案外食えることがわかり程なく完食。しかしスープは残した。こんなん全部飲めるか!。いや、スープもメンマも異常に塩辛いけど旨い。味のバランスは良い。

この前の勝浦タンタンメンの辛さは漁師が仕事後体を暖めるためらしく、富山ブラックの異常な塩辛さも肉体労働者が汗とともに出た塩分を補給するためそうなったと聞く。今更な話だがこれらご当地ラーメンの由来すなわち「ソウルフードの誕生〜発展」であると理解した。