勝浦タンタンメン「はらだ」を食ってきた

明けて8月7日、たまたま食った寿がきや勝浦タンタンメンカップ麺が旨かったのでここは一つ本場のを食おうと思い千葉上陸を決行。食うなら名店とうたわれる勝浦の「はらだ」に行こうと思い愛車の赤いミニベロを伴って電車で輪行したり東京湾フェリー乗ったり電車乗ったりして勝浦に辿りつく。しかしフェリー経由でも勝浦は異常に遠く、9時頃家を出たはずなのに勝浦に着いたのは15時をまわっていた。

「はらだ」までは勝浦駅から9キロほど離れているため自転車組み立てて出発。しかし炎天下と国道297号線(大多喜街道)の坂道と昼から何も食ってなかったせいで早くもリタイアしそうになる。途中でコンビニで水買って飲んだり頭にかけたりして事無きを得る。肩で息をしながら30分ほどで「はらだ」のある勝浦市松野に到着。着いたが店の場所がすぐには分からずしばし迷う。


とゆうか元々雑貨屋さんだったのが副業でラーメン屋始めたのか讃岐のセルフうどん店に通じるシンプルな佇まいにほっこりする。汗まみれのオレを見て「歩いてきたの?」と聞かれるが勝浦からチャリと答えてさらに驚かれる。店員のおばちゃん達も讃岐のセルフうどん店っぽいなあ。いい感じだ。タンタンメン(650円)を注文。


で、出てきたのがこれなんだが…赤い!赤いよ。ソ連国旗よりもサザビーよりも赤いよ!(ちなみにサザビー以外のシャア専用ザクの色はむしろ中本に近い)油の層が新代田二郎並みに多いよ!(とゆうかラー油です)。見た目物凄く凶悪だがスープを一口すする…むせるんすけど…。しかし大量に入った玉ねぎの甘みのおかげで箸は止まらない。これは旨い!これに比べたら中本の北極ラーメンは食物の形をした化学兵器。麺は柔らかいんだけどむしろこれで良い。

気がつけば完食。なんかラーメン屋で食ったというより友達のお母さんにメシ食わせてもらった、そんな感じである。汗だくで自転車漕いだかいがあった。店のおばちゃんにこれからどうするのと聞かれ「大多喜までまた自転車で」と答えたら「大多喜までずっと坂よ」と言われ怯んだが食後はタンタンメンの力なのか順調に漕いで大多喜行きを上総中野行きに変更して小湊鐵道で帰宅。