終戦記念日特集〜オレの曾爺さんの話

そろそろアンテナ登録数も100超えたので何人かに外してもらおうか。まー15日は過ぎたわけだが8月と言えば終戦記念番組とか色々やるわけだが、ちょっとまー気色の違う話をするよ。

 父方の曽祖父(群馬県)なんですけど終戦間際にどっかの筋の指示で「航空燃料にするから松の根の油を取れ」と言われたのですよ。松の根の油は灯にするぐらいには使えるけどレシプロエンジン回せるような油ではないわけで、ジェット燃料なら使える可能性はあるが当時は開発試験中なわけですよ。その指示が来た時直感で「これはもうダメかもわからんね」と思ったらしいのですよ。まーそこで思っても言わないのが日本の世間様とかいう得体の知れない奴らの常識らしいですが、どうもオレの家系はつい思っている事を口に出してしまいがちというか空気読まない奴が多いようで「こんなんで戦争に勝てるわけねえべ」と言ってしまったのですよ。その後の顛末は親戚によって言う事が違うのですが「白い眼で見られた」「若い衆にボコられた」とかロクな目に遭わなかったらしいです。オレはこんな曽祖父を誇りに思っているのですがどうでしょうか。痛い目に遭っても言うべき時はある事はあるんですよ。ましてやこの頃曽祖父は村の有力者という立場だったので「こんなくだらない事に村人を動員したくない」と思ったとも聞いてます。多分皆様は「空気読まない奴が悪い」という結論しか導けないんだろうけどな。