「もうちょっとだけ続くんじゃ」

狼と香辛料 (6) (電撃文庫)

狼と香辛料 (6) (電撃文庫)

1巻から読み続けてきたら随分遠くまで来たなあと(ダブルミーイングで)と思った。まー未婚者と既婚者でかみ締める部分が違うかもねえ…という内容にシフトしてきたわけだが、ここに来てエンドの引き伸ばしが決定されました!! これが昔から繰り返されてきた「終わるべきときに終われなかった物語」の悲劇(ある意味打ち切りよりも痛ましい)の始まりなのかさらなる傑作の始まりなのかわからんけど次もつきあうことにした。少なくともマンネリ(含む人間関係)は回避されたように見えるので。

と…表面上ネガティブに見える書き方したけど今回も面白いんですよ。ロードムービーでいうと一見一番盛り上がらないけど重要な場面だと思う。