DopeCoaraのこと

testcard2007-11-05

昨日Nasenblutenのことを書いていたのでDopeCoara19-t,irritant,lamia musica)のことを思い出したので書くよ。関西に遅れること数年の97年頃から東京でも小さいながらもガバ/ハードコアシーンが勃発した。当時の主流はやはり高速四つ打ちガバだったのだがその中で唯一ブレイクビーツ主体の音を出していたのがDopeCoara aka オオハタであった。当時の彼はNasenblutenとColdCut、そして90年代初頭のUKハードコアテクノに影響を受けており。彼もまたあらゆるネタをぶった切って激しいブレイクビーツチューンを作っていたのだが、特徴的なにはUKジャングルのネタ、つまりラガサンプルを使ったりしていた事であった(全部ではないけどね)。今もBraekcoreでラガサンプルを執拗に使う人は結構いるが。DopeCoaraは97年から98年ぐらい、今の音に先立つこと数年前にすでにそういうのに近い音を作っていたのであった。ただ、19-tに参加した頃にはエレクトロニカ寄りの音になっており、年代的にも欧米シーンへの影響は無いと思う。が、しかしネット上で彼について書いたものは皆無なので書き留めておこうと思った次第である。曲アプできれば聴かせたいんだけどねえ…、勝手にやって「通報しますた」とかバカに言われるのはムカつくしねえ(;´Д`)

画像はDopeCoara / MerryMusicMaker EP