責任

 俺はオールド・スクーラーの世代じゃないけど、NYも日本も上の世代にはオールド・スクーラーっているじゃん。そういう人達から、「進みゆく人生でこういう風に生きていくんだけど、お前たちはどうする?」というような教えを受け取ったことがないのよ。みんな消えていくよね。日本でもそうだと思う。自分の歳とか経験とかを受け入れて、若い奴らに提示している奴らっていないと思う。
                イル・ボスティーノ(THA BLUE HERB) remix 2007年7月号

 そう考えるとイイ歳なのに責任とってないなあ。一応オレも直接若い衆を引っ張ってはいないけれど若い子に働く背中見せている時点で責任が伴うのにねえ。

 あと、大甲子園にしても若い子の目に触れる機会も増えてきたわけだが、そいつらにオレらはどう映るのかなあとふと思ったよ。上で引用したボスの様な気持ちでやってるわけではないけれど、少なくとも遊びではないのですよ。よくオヤジ向けのバンド雑誌が創刊されているけど、アレ大嫌いなんだよね。だって想定する客が同世代の、同じ様な音楽聴いて育った奴等じゃん多分。他のメンバーはどう思っているか知らんけどやっぱ若い子に「あいつ等ヤバいよ。何なんだよ一体」て言われてナンボだと思うのですよ。その辺わかっている人はハゲててもデブでも年寄りでも出ているもんが違うし、「進みゆく人生でこういう風に生きていくんだけど、お前たちはどうする?」と語りかけている気もしなくもないわけですよ(幸福な錯覚かもしれんが)。今のIggy Pop & The Stoogesとか。

LIFE STORY

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ザ・ウィヤードネス

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