轟音ギター術

ウルトラ・クロス VOL.2  

カッコイイ音を出すべく日夜研究し、その成果は大甲子園の音にフィードバックされていたりするのだが我々が知る中で轟音で知られるバンドDisclose、Struggle For Pride、そして裸のラリーズは人に聞いたりして知った限りでは、

  • 皆ギター→空間系(エコーとかディレイとか)→歪みもの の順で繋いでいる

という事であった。この順番で鳴らすと壁のような音が出せる。つまり空間系である程度音を広げる(一方向から来るのを左右に広げる感じ)→一気に歪ませるというプロセスを経て出力→ギターにフィードバックという仕組みで成り立っている。歪みものが3つ直列だったり(Disclose)空間系複数個に歪みものも複数(裸のラリーズ)とセッティングに違いはあるが空間系で広げた音を極限まで増幅することにより空間を埋め尽くすがごとき音を出すことが可能なのであった(Discloseはちょっと違うけどな!!)。何が言いたいかというと別にオチは無いのだがわしらも空間系→歪みか歪み→空間系なのか散々悩んだクチなので参考までに。しかし「loveless」の頃のMy Bloody Valentineは最終段に空間系が入っている気がするのですがどうなんでしょうか。