新春特別企画・大甲子園カバーアルバム｢スルー・ザ・ルッキング・グラス｣全曲解説

最近全曲カバーという新作アルバムをリリースした大甲子園であるが、せっかくなので取り上げた曲の由来とかつらつら語ってみましょうヽ(´ー`)ノ

• １．Thieves（Ministry）

Mind Is a Terrible Thing to Taste

オリジナルは89年リリース。元々ナインインチネイルズやマリリン・マンソンの兄貴分的な音を出す人らであるが1曲目はこのアルバムの1曲目から拝借しました。この曲はtag（Dr）が好んでDJの際良くかけますが客だけでなくかけた本人まで暴れだすほどの名曲なのです。

• ２．Jordan, Minnesota（Big Black)

Rich Man's 8 Track Tape

ライブではクラフトワークの｢The Model｣を、しかもBig Blackバージョンを下敷きにカヴァーしている大甲子園であるが当アルバムではこちらの曲に挑戦したのです。しかもjunne（G）はこの曲ではフェンダー系のギターを使用し、ドラムに元Echo ＆ The BunnymenのEcho（Rythmbox）が参加するという徹底ぶりなのです。日本のハードオフにいたところを保護したという。

• ３．夢見るオマンコ（赤痢）

Naked Sekiri

一部から｢やや関西っぽい｣といわれた事もある大甲子園であるが赤痢の屈指の名曲である同曲を取り上げている。赤痢より演奏が下手とかいわないで下さい(;´Д`)

• ４．you（dai）

PCゲーム「ひぐらしのなく頃に 解」オリジナルサウンドトラック

原曲はピアノを前面に出したアレンジであるがこちらは轟音ギターを前面に出している。つうか轟音すぎてメロディが良く聴こえないのは愛嬌という事にして下さい。

• ５．面を洗って出直して来い（GAUZE）

面を洗って出直して来い

原曲よりも速く、かつ無慈悲なアレンジですっ飛ばすところが爽快な一曲なのです。気合が入るねえ。ちなみにファストコア〜パワーバイオレンス並みに速いせいか歌詞が一部｢ほ、ほーっ、ホアアーッ!!　ホアーッ!!｣*1と聴こえる部分があるががそれはお前の気のせいなのですよ。

• ６．Pig Sweat（Pussy Galore)

Live: In the Red

これはライブでもおなじみの曲。ライブより更に速いのです。

• ７．カネデカワレタカゴノトリ（キミドリ）

キミドリ

日本のHIPHOP史上イル極まりない（ダブルミーニングで）曲に挑戦。おかげでバックもTHIS HEAT並みに異常な緊張感に満ちている…というかメンバーが皆倒れました。

• ８．Where Is My Mind?（Pixies）

Surfer Rosa

Pixiesの名曲をこれまた轟音でカバー。Where Is My Mind?…つまり｢私はどこ？｣感を出すためにメンバー全員目隠しされ盛岡に移動して録音されました。原曲の狂気より録音が狂気じみているのがミソなのです。金もかかったしねえ。

• ９．愛のカニバリズム（ハイテクノロジースーサイド）

DK.Taste Of The Suicidal Hi-Technology -1989~1994-

前半がおだやかなインストで後半が壮絶なファストコアという構成は｢ひぐらしのなく頃に・鬼隠し編｣*2にも影響を与えたらしいのですがこのアルバムでは前半のインスト部分をボサノバにして2倍近く尺を長くして演奏しているのですよ。つまり腸（わた）流し。

• １０．You Made Me Realize（My Bloody Valentine)

You Made Me Realise

最後の曲はマイブラ屈指の名曲で締めました。tagが元曲のCD無くしやがったのでYouTubeで確認しながら練習したのですよ。

ちなみ当アルバムはCCCDにてリリースされたため津多大輔より絶縁状が我々に送りつけられました（初回100枚のみ絶縁状のコピー付き）
※当アルバムの内容は全部ネタです。つうか音源なんかまだ出してねえよ！！

*1:声優とか関係ないから

*2:ウソに決まってんだろバーカ