何かヤバいもんが遊びに来ていた夜に


昨日はTRIKORONANO-YARDのスプリット7インチレコ発@高円寺20000V。のっけからDAYBREAKでフロアは暖まっていた。そう、考えてみればその時から何かが違っていたのだ。DANCE WITH MEは相変わらずイイバンドだなあ…と思い、THE SCRIBBLERも気合の入った演奏をカマしていた。空気が不穏な方向に動き出したのはCOSMIC NEUROSEが始まったときだった。メンバーのルックスが何だかゴスいなあと思ったらvoのデスロウ君はグレン・ダンジグみたいな格好で現れたのだった。それから場内は一転ダイブの雨あられで異様に高揚して終わった。PIG-Mさんと「後からやるバンドはさぞやりにくいでしょうね」と話していたのだが続くENCROACHEDはさらに上を行く阿鼻叫喚を作り出して見せたのだった。最後までクラウドサーフィンを敢行するvo氏をえいやっとステージに投げ込んだ気がする。もうこれ以上やったら死人が出るのではなかろうかという雰囲気の中TRIKORONA登場。いつも通り淡々と始まったのだが、その時フロアに降り立っていた何かはまだ帰っていなかった。モッシュ、ダイブの嵐の中フロアが最大の盛り上がりを迎えた瞬間、何故かvoのコヤマさんがいない。フロアに群がる野獣たちはマイクを奪いあう。vo不在のまま次の曲へ突入。そうしたらPIG-Mさんがモッシュピットに特攻敢行。カサヌマ君は完全にマイクを分捕り絶叫しながら暴れていたのだった。次の瞬間気がついたらコヤマさんが戻ってきていた。オレが「アレはなんだったのだろうか…?」と考えていたらライブ終了。異様なテンションは最後まで続いていた。最後のNO-YARDで一旦落ち着いてビッと締めて終了。いや、アレはイイ企画だったなあ。22日のライブのフライヤー配ってから帰宅。