つうか今がベストケースみたいなもんじゃねえかな

http://www.chikawatanabe.com/blog/2009/04/future_of_japan.html

1)日本はもう立ち直れないと思う。
だから、
2)海外で勉強してそのまま海外で働く道を真剣に考えてみて欲しい。

まーそれは今に限らず昔からよく言われていることなので、意欲ある人は外で勝負するもありなんじゃねえかな、むしろやれ。ただ、同じような言説でも昔は一応社会で希望のようなものが共有されていたけどね。

それより、少し気になったのが

今の私が考える、日本の20年後ぐらいの将来はこんな感じだ。

* ベストケース:一世を風靡した時代の力は面影もなく、国内経済に活力はないが、飯うま・割と多くの人がそれなりの生活を送れ、海外からの観光客は喜んで来る(フランス型)
* ベースケース:貧富の差は激しく、一部の著しい金持ちと、未来に希望を持てない多くの貧困層に分離、金持ちは誘拐を恐れて暮らす(アルゼンチン型。あの国も19世紀終わり頃には「新たな世界の中核を担うのはアメリカかアルゼンチンか、と言われたほどだったんですけど・・・・)
* ワーストケース:閉塞感と絶望と貧困に苛まされる層が増加、右傾化・極端で独りよがりな国粋主義の台頭を促す。

正直今がベストケースなんじゃねえかなという気もする。日本の観光地なあ…観光地と聞いて想起するアレなぶぶんも多いけど世界的に見てどこに出しても恥ずかしくないところも多いし、秋葉原も含めて世界から結構人も来ているっぽい。逆に暴動や大規模デモは西成以外ではあまり起こらないし、目立たないけど日本にもゲトー暮らしの人らは確実にいる。そう、フランスのように…。あっちは移民の子のサルコジが大統領になったが日本では在日や部落出身が首相になったという話は聞かない。そして日本では貧困による治安悪化は…金持ちが誘拐を恐れるという事態には絶対なってない。むしろ西成ですら外国に比べたら安全なんじゃねえかな。日本一売人が多い街らしいけど。

まー今がベストいうことは20年後のディストピア回避のため色々やんなきゃいけないんですけどね!。

確かに心配したらキリがないし、正直自分も将来が不安ではある。先輩達のように努力すれば報われた時代も知らないが後輩達には「生きている限り負けではない」といい続けて行きたい。それにオレ自身は人脈も何もないですが言ってくれれば「あのクラスタに接近すればいいんじゃねえかな」というアドバイスぐらいは出来ます。松本哉さん(素人の乱)も知人のハードコアパンクスも「金は無くとも仲間がいれば生きていける」的なことを言ってたしな。

最初に戻るけど、日本出て海外で勝負する人も考えて欲しいのですがむこうに行っても「仲間を見つけろ」ということは肝に銘じて欲しいです。確かに向こうは他人蹴落としてでも生き残るという社会かもしれません。けれど最終的に生き残っている人ってちゃんと仲間がいるもんですよ。