「いや君らが新参だろ」

http://www.akibablog.net/archives/2005/11/post_161.html

idolinglifeさん(11月15日更新分)も、『激しく同意。観光地化してしまい、「見世物」になってしまった現状に息苦しさを感じる昨今。一時期は毎週末は必ず居たのになぁ…。 家庭に土足で踏み込まれ、日常生活を嘲笑われるような心境』とのこと。

それはどうかな?。4月にも同じこと書いてるんだけどオレが初めて秋葉原に足を踏み入れたのは10数年前だったろうか、ギターマガジンのギター用エフェクター製作記事を読んで自分でも作るためにパーツ集めのためにかの地に向かったのだがそこで見たのはオペアンプICの型番を真剣な目でチェックする技術者風の男達や何で食ってるのかよくわからないオヤジ達、ダンボールを回収してリヤカーで牽いて廻るジジィ達だった。もう一方では中古ワークステーションやジャンク基盤を漁る男達がひしめき、どう考えても素人が来るような街ではないと思った。正直怖いなあと思ったがこの雰囲気は嫌いではなかった。

それが何がなにやら表にゲーマーズは建つわ萌え絵看板はひしめくわ2chじゃないのに「キター」て叫ぶバカはおるわと年中コミケ状態になってしまい謎のオヤジ達の姿は全く見られなくなってしまった。技術者風の男達は今もラジオデパート近辺で見られるけどな。

最近の秋葉原の観光地化を嘆くしょ君、君らかて元々新参じゃないか。技術者風の男達や謎のジジィ達を追い出したのは他ならぬ君たちだ。自分達は最底辺であり誰も踏みつけにしていないと思ったら大間違いだ。それに街はやってくる人間の想いを食って生きている生き物のようなものだ、喰うものが変われば体の様子も変わる、そんなもんだ。自分達の聖地エルサレムが汚されたと嘆くしょ君はそこらへんよく肝に銘じろ!。

そうゆう意味で渋谷-銀座-秋葉原末広町)-浅草と東京の面白スポット変遷が垣間見える銀座線て面白いなあ(´Д`)

喜びも悲しみも

http://www.kinomoto.jp/comiket_2005/topics/column_01/

アキハバラはオタクの聖地だ。という人がいる。
私はそんな考えを持つ人が嫌いだ。

少し昔、この土地で働いていたことがある。そのお客様の中にもう90歳にもなろうか、というおばあちゃんがいた。彼女は秋葉原のあるビルの上階に住んでいるということだった。ビルの上階へ階段を上り下りするためか、90歳近い割には元気なおばあちゃんであった。
5月の神田祭の頃にそのおばあちゃんと会って、「お祭り、見に行きましたか?」と聞くと、おばあちゃんは、それはこの上もない笑顔で

「そりゃ、これでも神田っ子だからね。」

と言った。
この時、私はどんなに秋葉原に詳しくなろうとも、このおばあちゃんには勝つことができないと思った。

我々は、この「外神田」という土地に住んでいる人たちの恩恵を受けて、「アキハバラ」を楽しんでいるにすぎない。彼らにとってこの土地は神田明神に守られた聖なる土地かもしれないが、私たちは彼らから借り受けた借地にすぎない。
それを最近はまるで自分の物のように、闊歩するマニア達が多い。それどころか聖地といいながらその聖地を汚している者さえいる。

この土地にとって我々は単なる「ヨソモノ」なのだ。

喜びも悲しみも皆神田明神様が見てるってことですよ!! いや失礼しましたとしか言い様がないノ(;´Д`) ヲタもドキュン氏神様の前では皆平等とゆうことでよろしいか。